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パーソナルコンピューターの普及と高度な工作機器の低価格化が進み、今までは個人で制作する事が難しかったものをつくる環境が整いはじめ個人での制作の領域をさらに広げています。
現在の大量生産、大量流通、大量消費というものづくりとは少しかたちを変えたパーソナルファブリケーションという考え方に基づき、デザインのプロセスとプロトタイプ制作を平行して考え、デザインの意味を改めて見直し、個人からはじまるボトムアップなものづくりを考察します。

プロトタイプの制作という作業は今までも行われてきたことですが、最初に紹介した機器やコンピュータの普及、コストの低価格化により、今までは専門職だけで行っていてたプロトタイプの制作や検証、また共有が難しかった知識やプロセスのなどが、インターネットの発展により、オープンソースなどと結びつき、今後、より発展できるのではないかと考えています。

デザインの醍醐味は、デザイナーやその力を利用する企業家たちだけがわかっているだけではなく、デザインに接する一般の人々が、デザイナーと同様の次元でそれを理解し、共有しているという状況でないとなかなか堪能できないし、その潜在能力も開花していかないと考えています。

まだまだ試行錯誤中の試みですが、このサイト全体の意図やコンセプトです。
詳しくはPDFデータにて。

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