touched by strangers (Soundあり)
写真をやっとまとめたのでアップ。先日も少し報告しましたが、ニューヨーク大学(NYU)、ITPコースのプロジェクトBig Screensに友人Mr.Alexander Reederと共同で作品を制作し発表しました、ざっくり言ってしまうとみんなで花を咲かせましょうというパフォーマンスです。
場所はニューヨークのチェルシーにある広告代理店IACのビルで、400人程集まったパーティーとなりました。
男女二人のインターアクティブファッションを着たパフォーマーが観客の間を練り歩き、人と触れ合う事で花の映像と音をコントロールしています。タッチしている間は花が咲き、手を離すと逆に花が閉じる、一定時間以上たくさんの人が触れると次の花に移行、最後はパフォーマー二人が中央で抱き合いダンスをはじめると、クライマックスが始まります。
技術的な部分は、ジャンプスーツの手の形をした部分が電気を通す導電糸で作ってありスイッチになっています、パフォーマーの右側、左側のどこかの両側を同時に触るとスイッチがオンになり、正面の横幅40m高さ4mあるスクリーンの大画面で効果音とパーティクルが発生し花が開きます。制御はオープンフレームワークスで3台のMACを無線でコントロール、インターアクティブファッションからの入力も無線です。
花の映像に関しては約1年程撮りためたものを高解像度で編集し作品に合わせ細かく調整しています。
私は主に映像・デザイン担当、インターアクティブファッションとコントロール部分のプログラミングはMr.Alexander Reederが担当しています。その他にも音楽や制作で色々な方に協力頂きました、感謝。クレジットは下記で。
スライドショーは前半はBig Screensでのパフォーマンスの様子、後半はメイキングになっています。パフォーマンス時に使用した効果音とサウンドを編集し直してスライドショーに付けましたので音が出ます。
制作は8月末から徐々にスタートし、毎週のようにビデオチャットでアイディアやコンセプトを練り合いながら制作し、ITPの授業中のリハーサルなどにもビデオチャットで参加させて頂きました。ニューヨーク東京間で意思疎通やデータのやり取りができる今の時代だからこそできた事で、個人ベースではありますがITP+IAMASの初制作プロジェクトなのではないでしょうか?
機会があれば日本でも発表できればと考えていますので、もしどこか良い場所や企画をお持ちの方はぜひご連絡ください、よろしくお願いします。
Credit
by Alexander Reeder (ITP) + Yutaka Kitamura (IAMAS)
Acting by Rory Nugent and Marie Yagami
Flower photography by Yutaka Kitamura
Jumpsuits by Laura Moore, Pratt Institute and Sarah Lind
Jumpsuit design by Alexander Reeder
Music by Ithai Benjamin
Production by Alexander Reeder
Special thanks to...
IAC for making this possible
Bekaert Corporation, maker of conductive threads
関連リンク
・Alex,art and program
・Tisch ITP
・ITP on the Big Screens
・IAC Building
- Newer: andesign Renewal
- Older: ITP Winter Show 2008